貢献活動
Foundation Tarahumara
メキシコのチワワ州の山脈や渓谷に暮らす先住民タラウマラは、森林伐採や干ばつなどの環境破壊に加え、国から疎外された環境にて、深刻な食料・水不足や水の衛生問題、劣悪な住環境など、非常に困難な状況にあります。特に乳幼児(5歳未満)の栄養失調による発育不全は、高い死亡率につながっており、深刻な社会問題です。また、子どもたちが成長する過程においても十分な教育が受けられず、悪循環が続いています。
「タラウマラ基金」は、タラウマラの住民を支援してきたホセ・A・ジャグノ氏によって1992年に設立された非営利団体です。寄付を募ることができる団体としてメキシコ政府より公認を受け、正式に登記されています。
タラウマラ基金は、「小児栄養(医療)」「教育」「食料問題」「水の安全」という4つの分野から、タラウマラの構造的な問題の解決を図り、タラウマラの社会的発展を推進することを使命としています。
ベネシードのオリジナル原料、ルテインエステル「LEC80」は、メキシコにあるインダストリアル・オーガニカ社で製造されています。そのご縁から、メキシコで困難に直面する地域や人々の生活改善に少しでも役立てば、という願いから「タラウマラ基金」への寄付を行っています。
タラウマラ基金、メキシコ大使館からの感謝状
ベネシード宛 タラウマラ基金感謝状
2014年10月
ベネシード社 様
タラウマラ基金を代表してベネシードに心よりお礼を申し上げます。
メキシコの先住民であるタラウマラの人々は、食糧、衛生、教育などの状況改善のために、多くの人道支援を必要としています。タラウマラ基金は、世界中に支援を呼びかけ、タラウマラの人々の生活向上を実現していくべく活動を続けています。この活動は世界中の人々の温かい心に支えられています。ベネシードのような温かい善意があってこそ私たちの活動が継続しているのです。
昨年、世界中から集まった善意は、8つの山岳地帯、46の町、480の村、6807人に届けられました。具体的には、66,850USドルが教育資金を中心に使われたことをご報告いたします。ありがとうございました。
タラウマラ基金
代表者
ベネシード宛 メキシコ大使館感謝状
2015年1月23日
ベネシード社 様
在日メキシコ大使館は、ベネシード社より賜っておりますタラウマラ・ホセ・A・ジャグノ財団へのご支援に対し、謹んで感謝の意をお伝えいたします。
このご支援は、メキシコ先住民タラウマラの人々の生活向上に大きく貢献するものであります。ベネシード社の温かいご高配は、メキシコと日本の友好関係構築に寄与し、民間における両国の連帯感の表れであると確信しております。
ベネシード社のさらなるご発展を祈念するとともに、心より敬意をここに表します。
メキシコ大使館臨時代理大使
アルマンド・アリエガ